イノベーション創出・スタートアップ支援

慶應義塾大学は、産業界と連携し、知識や技術、人材等の知的資産を活用したイノベーションを創出するとともに、研究成果を社会に移転するためのスタートアップの創出・育成や、アントレプレナーシップを備える人材の育成を目的として、様々な支援活動を行っています。

慶應義塾大学イノベーション推進本部スタートアップ部門は、慶應義塾が全社会の先導者として社会に貢献するために、スタートアップ創出支援を通じて、人と人、キャンパスとキャンパス、そして慶應と社会をつなぎ、志を持った社中の連携を全力で進めていきます。

矢上イノベーションラボラトリー（略称：YIL, Yagami Innovation Laboratory）は、慶應義塾から生み出される科学技術の知を広く社会と共有し、産学連携による課題解決と社会実装を目指したイノベーションを創出するために、矢上キャンパスに整備されたオープンイノベーション施設です。理工学研究科の教職員・学生と企業との対話的コミュニケーションを通じた共同研究の促進や、実機・実地シミュレーションや起業教育等を通した創発的人材育成を推進しています。塾内他学部、他研究科との連携も踏まえたオープンイノベーションの拠点として、人々が集い、議論し、学び、挑戦する場を提供します。

信濃町リサーチ＆インキュベーションセンター（略称：CRIK信濃町）は、研究とインキュベーション（新規事業の創出・育成支援）を目的とした、信濃町キャンパスの2号館9階にある施設です。人を中心にした医療・ヘルスケアを実現するためにスタートアップや大手企業が集って研究開発し、高めあう場としてつくられました。病院内にあるからこその医療データを活用した共同研究拠点であることや、起業者の事業拡大や成功を支援する目的のもと、起業家中心の独自のコミュニティを兼ね備えていることがCRIK信濃町の主な特徴です。